初代と2代目の違い
初代(創業者)は資金調達など多くのハードルを超え何とか最初の設備を導入し事業をはじめた。
その勇気や根性には敬服する。
順調に利益も上がり2台目の設備を導入し家族にも手伝ってもらい、さらに3台目を導入したころ社員を雇うようになり、設備を増強し売上は上がり、社員も増やし建物も増築し、世間から立派な社長だとなっていく。
そろそろ御子息が大学を出、修行を積んで2代目社長となり、財務の改善とか、5Sとか、何やらはじめるがあまり効果がでない。
設備も古くなり設備更新しなければならなくなる。
ここで初代と2代目との違いに気づかなければならない。
設備を更新しても売上は増えずに借入が増えるということ…
初代はここまで成長させたのに、なぜ自分にはできないのか…
建物の面積が限界なら売上は基本的に増えない。設備も老朽化するから更新しなければならない…
借り入れが増えるだけ…
より大きな工場に移転すれば創業者と同様に設備を増加し、売上を増加させることはできたかも…
もっと早く気づけばそんな勝負ができたかもしれない…